富山ツーリング・その2

富山ツーリング・その2

前回まではこちら
https://dandondex160.com/post-745/

四日市で小さなサウナと
不思議なローカル放送局を満喫しただんどんさん

その翌朝は、ホテルのバイキングで朝食をして
(それなりに種類があったのでおかわりしちゃった)

ホテルの階段室からみえたお店
鶏ちゃんってなんだろう???
(岐阜県の郷土料理らしいそうです…食べたことないなぁ。)



いざ、富山県へと向かう
みえ川越ICより高速道路で北上する
というのも、昼から雨予報だったので
さすがに全行程地道(もともとは…)っていうのは
きついので飛騨高山まで飛ばして、
そこから地道で北上するルートにしました

平日で結構混んでるトラックをかき分けて高速in
飛鳥ジャンクションから、とにかく北上~
(思えば伊勢湾から富山湾まで区間、本州縦断したんだね)

飛騨清見まで覆面さんにおびえつつやってきたのは
大体昼前あたり、ここから東に進路を変えて
飛騨高山に向かいます…が、ここから
ずーーーーっと雨の洗礼を浴びます
高速区間残り少ないけど、ハイウェーでの雨ってのは
かなりきつい…、、、

とりあえず、飛騨市役所でバイクを駐輪し
この日、2回目の着替えをしてからまわりを散策。
飛騨高山に着いたかとおもったら
飛騨古川って所だった
(まー、またこんど落ち着いて来ようと思うんだけど)

まずはお腹がすいたので、飲食店に入ろうかと思ったら
平日だしコロナ禍で閉まってる店多し…
ハラ減ってるのを我慢しながら歩いていると


「飛騨古川まつり会館」という所を発見

通常の入場料金700円の所500円で入れました☆

こちらは年に一度、完全に雪が解けた四月にしかみることができない
飛騨古川まつりの模様を年中体験できるように
太鼓や櫓、常設上映シアターやからくり人形や掛け軸などが展示されており、

入場してみると、本来なら入場されたお客さんを集めて
多人数対1で案内してくれるであろう係の方がなんと!
私ひとりに対して館内を案内してくれるという
(しかも、この施設オープンしたのがちょうど去年の今頃だから
完全にコロナ禍の影響をうけてるっていう… もったいない!)

館内は1-2.5階分完全に吹き抜けになっており、広々としたギャラリーで
というのも、祭りでつかわれている本物の櫓を3-4台展示してあり
これが豪華絢爛な家二階分はあるやろっていう大きさなのだ!

迫力満点といい装飾の豪華絢爛さといい

彫り物職人の仕事もえげつなく凄い

ただ、シアターは完全に貸し切りだった…

係員さんに櫓の説明がある中で
この飛騨古川まつりには
「静」と「動」二つの姿があり、

前夜祭で大人数の若者衆がふんどし一丁で
おおきな太鼓をならし
街中でよくイメージされる一般的な神輿を担いでわんやわんやと往来し、
儀式では消防署の初陣式の如く
高い一本の柱の上に登ってはアクロバットを披露する
激しい祭りを行ったかと思えば


翌日の昼はうってかわって「静」の祭りと言われ
先ほどの豪華絢爛な櫓が町中を静かに往来し、
中でも、からくり人形が搭載された櫓もあって
からくり桃太郎がそのギミックを余すことなく披露してくれたり
子供がその櫓に搭乗し、牛若丸と弁慶の劇を披露したりと
結構小さいお子様でも楽しめそうな内容になっている

からくり桃太郎

で、そのからくりを搭載したり
子供たちがのって寸劇を披露したり
雅な太鼓や鐘を鳴らす奏者さんがのったりする

いやー、だんじりで街中ぶっこわすより
こっちの方がええ(良い)ですわ…


そして、祭り中の櫓・後面には日本人でも数少ない
有名な掛け軸絵師さんによる作品が掲げられており
これを後ろから追わず、眺めて見送るのだそうだ
(この風習を実際に「見送り」と言うのだそう)

その作品

撮影は自由でした


そんなこんなで、地域の文化を堪能したあとは
その祭りが行われているという町を散策~
振っていた雨もいつしか小雨になっており
さっきよりは歩きやすくー

「君の名は」の聖地だけど、そこまで猛アピールされてもなかった

なぜかロボット兵が広場に


あと、飛騨高山と言えばこれですね




街中のいたるとこ水路に鯉がおよいでいます♪


時刻は午後の一時半をまわったところ
VRCのOFF会の時間もあるので
今度はコロナも収まって時間もあるころに再びお邪魔したいなと思います


次回に続く

その3~~~
https://dandondex160.com/post-799/